※訪れるシャトーは時期により異なる場合がありますので参考にして下さい。
今日は、サンテミリオン地区に行きま〜す!!ボルドーの北東です!
まずは、世界遺産の村・サンテミリオンST-EMILIONへ!
良い塩梅にブドウ畑がお出迎えですよぉ〜♪♪♪
サンテミリオンは、ブドウ畑に囲まれた小高い丘にある村で、
村からの眺めは抜群!
↓下の写真の塔は、"王の塔"で、1237年にイギリスのヘンリー3世が
作ったものだそうです!!さすが世界遺産の村、歴史があります!!
小さな村の中は、ワインやさんしかないんじゃないかっていうくらい、
ワイン店ばっかり(笑)!!
サンテミリオンでは、2000年も前からワインの生産が始まってたそうです!!
今では、約800の銘柄のワインが、サンテミリオン地区で作られてるそうです。
石造り・石畳の村は、中世の雰囲気で、村歩きだけでも、のんびり楽しめました!
こちらは、モノリト教会(EGLISE MONOLITHE)!
12世紀頃に鐘楼部分まで造られたそうで、なんと
大きな一枚岩をくりぬいて造られてるそうです!! |
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さてさて、、、お楽しみのワインの試飲は、おいといて、
「ここで絶対に食べなさい!」といわれた、"マカロン"を買いに行きました!
"カヌレ"は、ボルドー、マカロンは、"サンテミリオン"なんですって!!
サンテミリオンのマカロンは、1620年に村の修道女たちが作り始めたのがきっかけで、それ以来、代々受け継がれている秘伝のレシピなんだそうです!
マカロンと言っても、見た目はクッキー!?味見させてもらうと・・・
超〜〜〜猛烈にオイシイぃぃぃぃぃぃ☆☆☆☆☆☆
しっとり、アーモンドとバターが絶妙なマッチングで、初めての味わい!!
なぜ今まで誰も私に、この味を教えてくれなかったのか(T.T)(笑) ・・・!
ということで、日保ちも1ヶ月!ということで、4箱買いました!
みなさんにも、ぜひぜひオススメします!これ、買ってください(笑)!!
ここで、ザッとサンテミリオンの歴史を・・・
2世紀ごろ、古代ローマ帝国により、ブドウが植えられ、ワイン作りが始まり、
8世紀にブルターニュの僧侶エミリオンが、17年間、ここの石灰岩の洞窟で
瞑想したのがきっかけで、僧侶たちがワイン作りを本格的にはじめたそうです。
(マカロンもですね!)村の名前も、この聖エミリオンからきています。
ということで、もともとは、ワインの村ではなく、カトリックの村だったんですねー!
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今回は、時間がなくて、
ささっとしか観光できませんでしたが、ワイン以外にも、おもしろそうな村でした! |
私が行ったのは、9月下旬!ちょうどブドウの収穫時で、サンテミリオンでも、
トラクターと何度もすれ違いました♪
サンテミリオン地区でのシャトーは、シャトードゥロックCHATEAU DE ROQUESに
行きました!ここ、ホテル&レストランになっていて、なんと泊まれるんです!!!
ボルドー大学でワインを勉強して、こちらに嫁いだ女性が、
情熱的におもしろく説明してくれました!!!
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昔使っていたワイン醸造の道具たち! |
「ハイヒールじゃないわよね?!」と
なぜかチェックされ、案内されたのは、
この薄暗い階段(^-^;) →→→ |
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恐る恐る降りると・・・
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ギッシリと地下カーヴにワイン樽が貯蔵されていました☆☆☆
他の見学地で見たのより、"本物"っていう感じがして、感激☆☆
こちらのシャトー、
PUISSEGUIとLUSSACの境に位置しているので、両方の銘柄を生産している、珍しい
シャトーなんです! |
ワインの話〜ボルドーの歴史の話までしてくれて、すっごい充実した見学でした!!!
そして、お決まりの 試飲タ〜イム♪♪ |
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1本目は、2008年のPUISSEGUIN ST-EMILIONワイン!
試飲とはいえ、た〜っぷり注いでくれました(笑)!
続いて、2008年のLUSSAC ST-EMILIONワイン!
これは美味しかった!!赤ワインオンチの私にも飲みやすいワインで、
2本購入!(1本16,50ユーロ)
さらにシメで、2002年のLUSSAC ST-EMILIONワイン!!
色を見ても、2008年との違いがわかりますよね!?
かなり濃いワインでした。
ここのシャトー、泊まったせいか、ずっとワインの世界に浸ってる気がして、
見学も大きなシャトーとは違って、本当の造り手さんのお話っていう感じですごくよかったです☆☆☆
サンテミリオン地区は、メドック地区と違って、シャトーたちもちょっと質素で、
なんだかホッとできるワイン巡りでした!!
続いて・・、メドックの5大シャトーのうちの3つを見に行きました!
メドックは、ボルドーから北西の部分!
メドックの中のPAUILLACに3つ第一級シャトーがあります!
まずは、シャトーラトゥールCHATEAU LATOUR!
14世紀頃からワイン生産が始まり、1855年のボルドーワインの格付けで、第一級を獲得!!
ラトゥール御殿は、残念ながら見れませんでしたが、ここでも、ブドウの収穫をしてました!左奥にシンボルのトゥール=塔がありました!!
続いて、シャトームートンロッチルドCHATEAU MOUTON ROTHSCHILDへ!
ワイン御殿は、今工事中ということでしたが、新しい感じの建物たちが並んでいて、ちょっと予想外でした!
ここでは嬉しいビックリが!!ダメもとでシャトーに頼むと、なんと見学オッケー!
試飲はムリでしたが、シャトーの歴史フィルムとショッピングをさせてくれました♪
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1853年にロッチルド家が買い取り、1855年の格付けでは、第一級をとれず、、、
例外中の例外で、1973年に、格付け変更、現在の第一級格付けを得たそうです!! |
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ラベルにも、この格付けのことが記されていて、、、
Premier je suis,Second, je fus,Mouton ne change
今は第一級、昔は第二級、でもムートンは不変!
となってます! |
この歴史フィルム、15分くらいの長さでしたが、とってもよくできてておもしろかったです!
ムートンのラベルは、1946年以降、有名な芸術家が手がけています!
ラベルを見てるだけでも、おもしろいっ!!
そして、このラベルのいくつかがポストカードとして売っていました!!
1枚2ユーロでした。
さらに、こんなムートングッズも↓↓↓!!
ムートンロゴ入りポロシャツ!!!!!!
ミーハーですが、父へのお土産に購入(笑)!
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こんな立派な箱に入れてくれて、
立派な袋に入れてくれて、65ユーロ!お得です!! |
ワインも買いたいところですが・・・お値段が・・・↓↓↓
もっと大人になってから、買いにきたいと思います(笑)・・・。。。
とっても感じよく迎えてくれたムートンロッチルド、素晴らしいです!!
そして、お次は、シャトーラフィットロッチルドCHATEAU LAFITE-ROTHSCHILD!
ムートンから5分くらいのところにあるんですが、別の系統の一族所有で、
こちらの方が歴史が古いみたいで、中世からブドウ生産が行われていたそうです。
立派なワイン御殿です!!
ここのワインを愛したのは、ルイ15世の愛妾ポンパドゥール婦人!!
そう聞くだけで、飲んでみたくなりますね〜!!
続いて、5大シャトーの1つ、シャトーマルゴーCHATEAU MARGAUXを 外から見学☆☆☆
まさに、"ワイン御殿"ですね(笑)!!?
内部見学や試飲は、一般の人はできないそうです・・・(-_- ;)・・・。
マルゴーのワイン畑。 |
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マルゴーのブドウ。 |
シャトーマルゴーは、12世紀頃までは農園で、16世紀頃から本格的にブドウ栽培とワイン生産が始まったそうです!このワインを愛したのは、ルイ15世の愛妾デュバリー婦人!!"マルゴーは、最も女性的なワイン!"と言われるそうですが、デュバリー婦人が好きだったワインと聞くと、なんとなく納得かも(笑)?!
移動中、ブドウの収穫風景が見れました♪♪♪なんか嬉しい(笑)!!
その後、メドック地区のシャトーアネーCHATEAU ANEY !
シャトーの人が、40分くらい長々とワイン醸造について説明してくれて(^-^;)・・・
ようやくお楽しみの 試飲タ〜イム♪♪♪ |
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2007年のワインの試飲↓↓↓
2001年のワインの試飲→→→ |
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私は白ワインが好きなので、赤ワインのタンニンがイマイチ・・・
でも、年代の違いで、こんなにも色や匂い、味の深みが違うのか!!と勉強になりました♪
一気にメドックをまわりましたが、道々、豪華なワイン御殿が並んでいて、
ロワール城巡りも真っ青!?っていうくらい、ドライブが楽しかったです(笑)!!
ボルドーに行くツアーはこちら
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