パリ・モンサンミッシェルのツアーならフランス旅行専門店「空の旅」






フランスで"禁煙法"が施行されてから、1ヵ月半が経ちました。
禁煙法施行後のパリの様子をお知らせしたいと思います。
喫煙者でも、「タバコを吸わない人の迷惑になるなら、仕方ない!」という人が
ほとんどで、大きな混乱もなく、禁煙法はルールや規則を守らないフランス人に
素直に受け入れられているように見えます!

今年の2月からの禁煙法は、公共の場所で喫煙室のない
ところでの喫煙禁止を定めたものです。
会社や病院、空港、駅、学校など。
建物内には、禁煙マークを貼らなければいけなくなりました。
うちの事務所にもこのとおり・・・→

カフェ、レストラン、バーは、2008年1月1日からは、
全面禁煙になります。
ホテルは、サロンやバーなど公共のところは、この2月から
禁煙法を適用しているところもありますが、
お部屋内は、自由です。喫煙室希望で予約をして、お部屋に灰皿がなければ、
フロントへ申し出れば灰皿をくれるそうです。

レストランも、すでに全席禁煙にしているところもありますので、
レストラン内でタバコを吸いたい方は、席に座る前に、確認したほうが無難です。

ただ、地方はパリと比べて、この禁煙法の適用がやわらかい気がします・・・
今までどおり、どこでもタバコを吸っているような(笑)・・・?!

フランス人のタバコを吸うマナーが悪いことはみなさんも
ご存知だと思いますが・・・
歩きタバコ、タバコのポイ捨ては当たり前なんです!
でも、この禁煙法が実施されてからは、大きな会社の入り口の
前には、灰皿が用意され、従業員が仕事中や休憩時間に会社
の外でタバコを吸えるようになっています。
(喫煙者が仕事中にサボってタバコを吸うのは、いかがなものか・・・
という話にもなってますが・・・。)

←会社の前に灰皿がないと、写真のように、
大量のタバコの吸殻が会社の前にたまってしまうのです・・・
(笑)。。。



カフェのカウンターで、立ちタバコしながら、エスプレッソを
飲むのが、パリのカフェの風物詩でもあり、私は結構
好きな光景だったのですが、これも今年いっぱいで見納め
です・・・。
ちなみに、カウンターには灰皿はありません。
みんな、写真のように下に捨てます!!!
驚かれると思いますが、カウンターに灰皿を置いては
いけない法律なのです!!

ちなみに、禁煙法違反者は、68ユーロの罰金で、その場所の責任者は
135ユーロの罰金だそうです。
ここまで喫煙者の立場が苦しくなっても、タバコをやめる!という人は、
そんなに多くないようで、政府は、タバコパッチや禁煙ガムに対しても、
一部保険でカバーできるようにするそうです。

PS :タバコの値段は5ユーロくらいなので、日本で買ってきたほうが断然安い
ですよ!



スペイン ベルギー チェコ オーストリア イタリア モナコ イギリス ポルトガル オランダ ハンガリー フランス