去年あたりにチラッと出した気がするので、だぶっちゃうかもしれませんが、
ソルドの情報です。
フランスのソルド(バーゲン)は、フランス政府の下、商業機関と消費者で協議され、
その後、各県の条例によって日程が決められます。
期間は、最高で6週間、ソルドの時期は、年に2回と決められています。
↓フランス政府のホームページ
http://www.finances.gouv.fr/DGCCRF/02_actualite/soldes_ete05.htm?ru=02
そして、さらに細かな規則があるのですが、ざっと紹介すると・・・
・ソルドの商品は、ソルド期間の30日前から店頭に並んでいた物に限る。
(余り物をいかにも、安くなった!というように勘違いして、
消費者が損をしないように)
・ソルドの商品の値段は、元の値段と割引率がお客さんによくわかるように
表示されなければならない。(消費者が損をしないように)
・ソルドの商品は、元値より安く売ってもかまわない。
(商人が少しでもストックを減らせるように)
・ソルドの商品とソルドではない商品は、はっきりとわかるように
表示されなければならない。
・ソルド商品のギャランティの制限は不法。普通の商品と同様に、
商品の欠陥があれば、返品・取替えされなければならない。
(”返品・取替しません”と表示するのも不法)
ただし、ソルドの商品は欠陥があるものもあるので、消費者はよく注意する
こと。
などなどです。これに違反するともちろん罰金です!
結構厳しいし、消費者が守られてますよね?!
また、”ソルド”という言葉は、年に2回しか使っちゃいけないのですが、
"PROMOTION"(プロモーション)という名目で、
各お店で値下げをしていいことにはなっています。
最近、このプロモーションのおかげで、ソルド時期じゃないのに、
安い商品を見つけることも多くなりました!
フランス人は、この時期にまとめてがーっ!と買い物をしますが、
男性の方がソルドでいっぺんに買い物をする率が高いそうで、
女性は、一品付け足す、という感じの買い物が多いらしいです。
シャンゼリゼでは、毎回、ほとんどのお店が、ソルドの当日の夜中0時から
ソルドを開始し、朝になると店内のお客さんに、朝食サービスまでするところも
あるくらいのお祭り騒ぎだそうです。
あまりの勢いなので、私はこの様子はテレビで見るだけですが・・・。
(夜中に働かなくてはいけない店員たちは、お祭り騒ぎ+特別手当が出るので、
楽しそうですが、うるさいフランスの労働組合が、バーゲンと同時にストライキを
したりします・・・)
また、ソルド前日の夕方は、値札がすでにバーゲン用になっていたりして、
バーゲン価格で一足先に買い物できることもありますよ。
で・・・
今年の夏のバーゲンは、6月29日から7月23日までに決定しました!
無駄話が長くなってしまって、本題が最後になってゴメンナサイ。
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