今週の水曜(9/28)、ベルシーに、"LA CINEMATHEQUE FRANCAISE"がオープン
しました。以前は、シャイヨー宮のところにありましたが、火災で閉鎖され、この
ベルシーのシネマテックが開くのを映画好きなフランス人は心待ちにしていました。
シネマテックなので、昔の映画を再上映して、次の世代へ映画の歴史を伝えるのが
第一の目的なので、4つの映画館があり、毎週50作品くらいを上映しています。
また、映画に関する図書館や"映画への情熱"(と訳すのでしょうか?)という
エキスポが常に開催されています。
私は、映画は普通に好きなくらいなのですが、このオープン記念として、"RENOIR-RENOIR"というエキスポをやっているというので、開館2日目に早速行って来ました!
ベルシー駅を降りて、200メートルほど歩いたところにあります。1992年から、ここはMAISON DU CINEMAとして存在していました。
建築家は、アメリカ人のFRANK O.GEHRY。とても面白い建物で、写真を撮っている人がたくさんいました。
有名な建築家なのでしょう(私は恥ずかしながら知りません)。
建物内部は、自然光がたくさん入るように設計してあるようで、とても開放的な感じでした。
マイナーな場所かと思いきや、かなりの人がいて驚きました。フランス人はもちろん、観光客も大勢いました!
特別エキスポの会場は、5階。5階の全フロアがエキスポ会場になっていました。
今回の"RENOIR RENOIR"は、オルセー美術館の協力を得てのものだそうで、
会場に行ってビックリ!
ルノワールの有名作品が、オルセーから一挙に移動してきていました!!!
40作品集まっているそうです。
印象派の巨匠オーギュスト・ルノワールと息子で映画監督のジャン・ルノワールの
エキスポなので、お父さんの絵画作品の横に、作品からインスピレーションを受けて
つくったという息子のフィルムの一部が上映されている、というエキスポでした。
ジャン・ルノワールの作品を一つも見たことないのですが、お父さんとの関係などの
説明を見ていたら、とても面白く感じました。
↓エキスポが素晴らしかったので、ばっちり写真を撮りたかったのですが・・・
人の迷惑にならないように1枚。なんとなくわかっていただけますか?
映画にあまり興味がなくても、このエキスポを見るためだけにここに来る価値はあると思いました!
<CINEMATHEQUE FRANCAISE>
51 RUE DE BERCY 75012 PARIS
最寄メトロ:BERCY
http://www.cinematheque.fr
*EXPOSITIONS RENOIR RENOIR*
月曜〜金曜 12時〜19時 /木曜 12時〜22時
土日 10時〜20時
火曜休
入場料:9ユーロ
*BIBLIOTHEQUE DU FILM*
月曜〜金曜 10時〜19時
土日休
* PROJECTION*
月曜〜日曜、火曜休
6ユーロ〜
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