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今回はヴェルサイユ宮殿ではなく、ヴェルサイユ市内を観光してきました!

今回は、ヴェルサイユ宮殿ではなく、ヴェルサイユ市内観光をしてきました!

ヴェルサイユ市は、大きく分けて、
QUARTIER NOTRE-DAME(ノートルダム地区)
QUARTIER SAINT-LOUIS(サンルイ地区)
QUARTIER DE MONTREUIL(モンルイユ地区)

の3つの地区があります。

まずは、サラッとまわってくれる市内観光ミニトレインで観光!!



ノートルダム地区とサンルイ地区を、 約30分でまわってくれます。

乗り場は、ヴェルサイユ観光局の斜め前。

大人1名5ユーロ、6歳以下の子供は無料!!トレインで直接支払います。

5月1日〜10月2日の月曜を除く毎日午後 14時〜18時、毎時運行。
大まかに市内がわかったところで、歩いて観光スタートです!!
観光局の無料ガイドブックに、詳しい地図があるので、これを参考にします!
実は、ヴェルサイユ市内、かなり興味深い建物などなどが残されてるんです!!
ムフフふふ・・・♪♪♪


私の第一の目的は、"デュバリー婦人の館"!!
デュバリー婦人とは・・・ベルバラでもお馴染みですが、ルイ15世の最後のオメカケさんで、マリーアントワネットと仲の悪かった女性・・・!

その彼女の館がヴェルサイユ市内に残ってるんです!!
ここで〜〜す!!!HOTEL DE MADAME DU BARRY ☆☆☆




ちゃんと、MADAME DU BARRYって書いてあります☆☆☆なんか感激(笑)♪♪♪
1772年に、デュバリー婦人が、自分の従者たちを住まわせるために、ルイ15世からもらった館なんですって!!



中は見学できませんが、庭園をチラッと見ることができました!↓




彼女が住むためではなかったとはいえ、当時、ヴェルサイユ市内のヴェルサイユ宮殿近くに、このような大きな館を持てたのは、王の本当にお気に入りの人だけだったので、デュバリー夫人が、いかにルイ15世に大事にされていたかが、わかります!!!



次の目的地は、"ポンパドゥール婦人の館"!!!

ポンパドゥール婦人も、ルイ15世のオメカケさんで、文学者、芸術家と交流を深め、奨励して、当時の文化の発展に強く影響を与えた、賢い女性として知られています!


ででで〜んって感じの、古いアパートっていう建物ですが、これが、 HOTEL DE MADAME DE POMPADOURです☆☆☆



1751年に、ポンパドゥール婦人が作らせた館です!
ここで、ポンパドゥール婦人は、プライベートで、大使などと会っていたそうです。
また、彼女がヴェルサイユ宮殿で亡くなったあと(王族以外は、宮殿で亡くなることは禁止でしたが、彼女は例外中の例外!)、宮殿から、ここに運ばれて、2日間安置されていたそうです!





こちらの建物には、"ポンパドゥール婦人"という名前は、残っていないようでした。
でも、観光局が建てた札がありました。 当時は、こんなに高い建物ではなく、2階建てだったそうです・・・当時、敷地内にあった修道院の通路と、ヴェルサイユ宮殿がつながっていたそうです!!




さてさて、お次は、愛人ネタではなく(笑)、EGLISE NOTRE-DAME(ノートルダム寺院)へ!



1686年にルイ14世が作らせた教会です。宮殿建築とともに、ここに新たな町の中心を作り、そのとき建てられたのが、この教会!

宮殿内にシャペルがあるため、王族がノートルダムに来ることは、あまりなかったそうです・・・。
今でもこの地区は、"ノートルダム地区"と言われ、ヴェルサイユ市内で一番の中心地となっています!


こちらは↓↓、ヴェルサイユでとても有名なマルシェMARCHE NOTRE-DAME


広場を大きく囲む屋内マルシェなんです!!!

ルイ14世が、すでにこのマルシェの構想を練っていて、ルイ15世の時代に完成したという歴史あるマルシェ!!
屋内マルシェは、火曜〜土曜の7時〜19時30分、日曜の7時〜14時オープン!!

さらに、火・金・日の7時30分〜14時には、広場にもマルシェがたち、水・木・土の11時〜19時は、食料品以外のマルシェがたつという、かなりヤル気のある(笑)マルシェです☆

この広場のまわりには、レストランやカフェがいっぱいで、いつも賑わってます!


そしてそして!!
このマルシェの一角にある
←この低い屋根の通りを入ってみてください!!!

細い、小さな通りなんですが、左右にカワイイ・おもしろいお店がいっぱい並んでるんです♪♪




実用的&カワイイ雑貨やさんや・・・

超欲しくなるミニチュアやさん!

↓↓ちょっと怪しげだけど見たくなる骨董?古物?やさん!




↓↓オシャレなインテリア雑貨やさん!



こんな風に、この通りでは、宮殿以外のフレンチっぽいもののショッピングも楽しめるんです♪


また別の一角を入ると・・・



HOTEL DU BAILLIAGEという立派でキレイな建物がありました!
1724年に建てられて、裁判所と牢獄だったんだそうです(*_*)!!
今では、アンティークやさんになってました。





アンティークやさん地区なんです☆☆☆

さきほどのHOTEL DU BAILLIAGEからすぐです!
そしてこの裏に、さらに怪しげな通り=PASSAGE DE LA GEOLE があり・・・


ここを入っていくと・・・








とってもステキなアンティークが並んでましたが、ここも実は、牢獄だったんですって!!!

今では、すごく高級な、いかにもヴェルサイユっていうアンティークがたくさん飾ってあって、目の保養になりました♪♪♪


今回、時間がなくて見学できなかったのですが、MUSEE LAMBINET(ランビネ美術館)がアンティーク街の近くにあります。



1750年に作られた建物が美術館になっていて、ヴェルサイユとフランス革命の歴史や装飾美術の豊富なコレクションで有名なんです!
2010年に改装して再オープンしたばかり!ぜひぜひ行ってみたいです!

**金曜・祝日を除く毎日14時〜18時オープン/大人4ユーロ


次は、宮殿の横にあるPOTAGER DU ROI(王様の農園)を見に行きました!

この農園は、ルイ14世の命令で作られ、1683年に完成

当時から、ヴェルサイユの王族の食事に使う野菜や果物は、ここで栽培されていて、今は、ここの野菜や果物は、併設してあるお店や、市場などで、私たちも買うことができます♪

毎年、30トンの果物、20トンの野菜を生産中で、約400種類あるそうです!

↓↓ちょっと不恰好な野菜・果物たちですが、歴史ある土地で作られたと思うと、
感慨深いものがあります(笑)!?



この農園、9ヘクタールもあり、結構大きいんです!
特に、春・夏は、地元の人のお散歩コースとして人気があります!!




とっても眺めもいいですよー♪♪♪




そして!お土産にもできそうな、ヌガーやトマトソース、コンフィチュール、ジャムなどなども 売ってました!


今は、国立高等造園学校が、こちらを運営していて、絶えず農園の手入れをしている姿も見られました!
**4月〜10月/火曜〜日曜の10時〜18時見学可能
平日4.50ユーロ、週末6.50ユーロ
**販売店営業時間 4月〜10月/火曜〜日曜の10時〜18時
          11月〜12月/火曜と木曜の10時〜18時、土曜の10時〜13時
          1月〜3月/火曜と木曜の10時〜18時



続いて、この農園からもよく見えていた、CATHEDRALE SAINT-LOUIS(サン・ルイ大聖堂)へ!!



このサンルイ大聖堂がある地区は、"サンルイ地区"と呼ばれ、実はこの地区、宮殿ができる前のヴェルサイユの中心地だったんです!

当時、ヴェルサイユ市内の教会は、ノートルダムだけだったんですが、昔からサンルイ地区に住んでる人にとっては、宮殿を超えて、教会に行かなければならず、すごく不便だった・・・ということで、このサンルイ教会が、1754年に建てられました。
今でも、この地区は、ヴェルサイユ市内の中心の1つ。アトリエや、かわいらしいお店、たくさんのレストランがあり、とても賑わってる地区なんです。




以前、ご紹介した、ジュ・ドゥ・ポームJEU DE PAUMEも、この地区にあります!




最後に、ヴェルサイユ市内で一番珍しい建物!?と言われている、
CARRES SAINT-LOUIS(カレ・サンルイ)へ!


1736年に、ルイ15世が新たなマルシェを作る許可をして、"マンサール様式"で建てられたアバラ屋です!当時は、416ものアバラ屋があったそうですが、
マルシェとして成功せず(-_-;)、1755年には住居になったそうです・・・。
今は、お店やレストランになってました!


スレートの大きな屋根が特徴で、
なんだかズングリムックリしてて、カワイイ建物でした(笑)!

このあたりに、ポンパドゥール婦人がルイ15世のために雇った"愛人たちの館"があったと言われているんですよ!!!今では、跡形もなく、実際どこにあったかは、明確ではないんですが、この地区だと言われてます!
ちなみに、この館は、PARC-AUX-CERFSと言われ、"売春宿"を指す言葉になってます・・・。デュバリー婦人も、正式な愛人になる前は、ここにいたとも言われてます!


ということで、まだまだヴェルサイユ市内には、歴史的建物があるんですが、ここまで見て、まるまる1日かかってしまいました・・・!
宮殿の外にも、ヴェルサイユの栄華・市民の生活を見ることができます!
ぜひヴェルサイユ市内も、散策してみてください!!


ヴェルサイユ市庁舎
MUSEE DES CARROSSES
(王宮馬車博物館)


1日目はヴェルサイユ宮殿の観光、
2日目はヴェルサイユ市内の散策が楽しめる
ヴェルサイユに1泊するツアーはこちらです。



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