パリ・モンサンミッシェルのツアーならフランス旅行専門店「空の旅」






今年は、パリのバスが誕生して100周年
です!
これを記念して、10月15日、100年前の
バスから現在の最新バスまでが、
グランパレ〜エッフェル塔にかけて、
約2時間、パリの街をパレードしました!

地下鉄が開通したのが1900年。
バスは、1906年に開通しました。
それ以前にもバスに似たような交通手段はあり、
1867年〜1905年までは、馬車が37路線走っていたそうです。

"バス"として一番古いのが、こちら↓↓↓










1906年6月11日に、初めてガソリンで走るこのバスが、
モンマルトル〜サンジェルマンデプレ間(約5.80キロ)を走りました。
このバスは、1905年のモーターショーの時に初お目見えし、翌年、
実際に走行するようになったとのことです。
パレード中も、一番の人気でした!
ディズニーランドにあるような、なんだかカワイイバスですよね!

こちらは、1927年ものだそうです。
当時は、バスでも1等席、2等席があり、
1等はもちろん座れて、2等は立って
いなければならなかったとか・・・?!
バスの後方が開いていて、そこから
乗り降りできたそうです。
また、満席だと、↓下記のように、
"満席・乗れません!"と札がかかったそうです!








この奇妙な形のバスは、1940年頃のものだそうです。
これまでは、バスの前方にガソリンを入れて走って
いましたが、だんだんとバスの走行距離が増えて、
燃料タンクが前方だけでは間に合わず、
また、この方法だとバスの故障が耐えなかったそうです。
そこで、バスの上に燃料を入れて、たくさん走れるように
開発されたのが、このバスでした。この屋根の部分に、
ガスを入れ、ガスで走っていたそうです。
しかし、このバスが走り出してから間もなく、戦争が
本格化し、空爆が行われるようになり、このバスに
爆弾が落ちたら、ガスに直撃してしまう
ことになるので危険ということで、
このバスは廃止されてしまったそうです。

この2階建てバスは、1968年のものです。
今では、市内を走る観光バスでしか
2階建ては見ませんが、当時は、ちゃんと
公共バスとして、走っていたのです。
このバスだと、たくさんの乗客を乗せられる
というメリットがありました。
しかし、パリは橋が多く、トンネルも多くなってきて、このバスでは、
通れない場所がたくさん出てきてしまい、残念ながら、利用されなくなりました。

このパレードに来る人は、そんなにいないだろうと思っていたら、
カメラを持ったパリジャンたちで、大賑わいでした!

↓こんな格好をして当時の雰囲気も出した
パレードでした(笑)!








パリに来て、間もなかったりすると、なかなかフランス人でもバスを使いこなすことが
できませんが、一度慣れてしまうと、パリではとても便利です!
パリ&タクシー専用道路があるので、渋滞にもあまり巻き込まれないし、
キレイなパリの街を見ながら移動できるので、とても気分が良いです。
ぜひみなさんも、バスを利用してみてください!

LES BUS A 100 ANS
http://www.ratp.fr/100ansbus/index.html



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