パリ・モンサンミッシェルのツアーならフランス旅行専門店「空の旅」






パリから電車で40分くらいのところにあるコンピエーニュ城
(CHATEAU DE COMPIEGNE)で、"ルイ16世&マリーアントワネット展"
(Louis XVI et Marie-Antoinette a Compiegne)をやっているというので、
行ってきました!

コンピエーニュといえば、1770年
5月14日、オーストリアからルイ
16世に嫁ぐためにやってきた
マリーアントワネットが、初めて
ルイ16世と対面した場所です
(城内ではなく、PONT DE BERNE
という場所で、コンピエーニュの森の
中での対面でした)。
さらに歴史をさかのぼると、フランス
をイギリス軍から救ったジャンヌ・
ダルクが、1430年にコンピエーニュ
で捕えられ、その後、魔女としてルーアンで火やぶりにされたのでした。

コンピエーニュ城は、春・夏・秋の狩を楽しむためのお城として、ルイ15世が
現在の姿に設計し、1788年、ルイ16世の時代に完成しました。
マリーアントワネットも、自分の趣味で内装をオーダーし、コンピエーニュ城に
来るのを楽しみにしていたようですが、残念ながら、フランス革命が勃発してしまい、
一度もこのお城に来ることはありませんでした。。。

フランス革命後、ナポレオンがこのお城に滞在するようになり、現在見学できる
のは、ナポレオン〜ナポレオン3世が女帝とともに、装飾し直した部屋です。
見学は、ガイド付見学でした。
(フランス語のみですが、入口に英語のパンフレットが置いてあります。)

ナポレオンの寝室→







↑遊戯部屋(ナポレオン3世&ユージェニー)


←ナポレオンの書斎


マリー
ルイーズの
朝食部屋→







←マリールイーズの
寝室

ジョゼフィーヌの
遊戯サロン→







とても豪華なナポレオン・ファミリーの生活の様子が見られました!が、、、
私はあまり興味がないのでガイドの案内もそこそこ聞いて、
ルイ16世とマリーアントワネットのエキスポに急ぎました!
フランス革命後、ヴェルサイユ、トリアノン、ルーヴル美術館、フォンテーヌブロー、
ウィーンなどに散ってしまったルイ16世とマリーアントワネットゆかりの家具などが、
今回初めて一同に集められたそうです!!その数約70点!!






























↓コンピエーニュ城に残っているマリーアントワネットがデザインした遊戯サロン









コンピエーニュは、お城のほかにも、小さな町中に、意外な歴史的建造物も
あります・・・

←これは14世紀に建てられた市庁舎!立派です!!
人形が出てくる仕掛けの鐘はフランス最古の
ものだとか!?今でもきちんと鳴っていました!


サンジャック教会は、→
ジャンヌダルクが捕えられた
ときに、ここで祈りたいと
言って、祈りを捧げた教会
だそうです。

ジャンヌ・ダルクの銅像も町中にたくさんあります!

マリーアントワネットのものに大期待して行った私
には、ちょっと物足りない展示でしたが、パリから
とても近いので、半日で十分地方の雰囲気を味わ
えて、とても有意義な休日を過ごせました!!!
「日本人の観光客も少ないよ」と街の人が言っていました。
ちょっとした散策と歴史探訪にはもってこいのコンピエーニュです!

CHATEAU DE COMPIEGNE
http://www.musee-chateau-compiegne.fr/
PLACE DU GENERAL DE GAULLE 60200 COMPIEGNE
*コンピエーニュ駅から、歩いて15分くらいです。
TEL 03 44 38 47 02
火曜、12月25日、1月1日、5月1日閉館
(この他も閉館する場合があるのでご確認ください)
10時〜12時30、13時30〜18時
入場料 6.20ユーロ(EXPOへの入場も含みます)
*ルイ16世&マリーアントワネット展は、
2006年10月25日〜2007年1月29日まで開催です。



パリからのアクセス
パリ北駅(GARE DU NORD)から普通電車で約40分。
電車によっては、乗り換えで2時間近くかかってしまうものもあるので、
直通の電車を利用した方が便利です。
電車の本数は、その日によるようですが、
土曜でも、直通が1日に4本くらいありました。平日だともっとあると思います。
詳しくは空の旅へお問い合わせください。



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