パリ・モンサンミッシェルのツアーならフランス旅行専門店「空の旅」






ロワールは何度行っても、それぞれのお城が持つ歴史、
建築の素晴らしさに感嘆させられますね〜♪
なんといっても、世界遺産の宝庫ですし(笑)!!

今回は、トゥールから出発する
古城巡りツアーに参加して、
シャトーホテルに泊まる1泊旅行です!

パリ・オステルリッツ駅を10時48分に出発する
ドンコウ列車でトゥールへ!

13時23分トゥール駅到着。
ツアーは、13時30分出発なので、小走りで(笑)
集合場所の“トゥール観光局”へ!


ツアーの8人乗りのミニバスは、この日は満席!
冬でもロワールは人気ですね〜!!


今日行くお城は、CHENONCEAU(シュノンソー)
AMBOISE(アンボワーズ)、CLOS-LUCE(クロリュセ)です!

車内では、ドライバーさんがフラ語と英語でご案内。
その後、日本語のCDをかけてくれました!

14時10分頃 CHENONCEAUシュノンソー到着!

駐車場でチケットと日本語パンフをもらって、
自由見学スタート!なが〜い並木道の向こうに、
シュノンソーが見えます・・・!!!

















おおお〜〜ステキぃぃぃ!!!川の上にお城が建ってるってだけで、
ロマンチックな塩梅ですよね(笑)?!




私の写真では雰囲気が伝わらないというお言葉に応えて・・













お城の中に入ると川の音が聞こえてきます。当時はこの水を利用して
料理や洗い物などが行われていた様子も見ることができます。
夏は手漕ぎボートのレンタルもあるのでちょっと贅沢な水遊びができそうです。




















こちらは晴れた日の、たぶん初夏の写真!


このお城、よく“女性的なお城”として、シャンボール城などと比較されますが、
外観だけでなく、6人の貴婦人たちが代々歴史を築き、中でも有名なのは、
アンリ2世を巡った、正妻カトリーヌ・ド・メディシス(CATHERINE DE MEDICS)と、
愛妾ディアーヌ・ド・ポワチエ(DIANE DE POITIERS)の確執!!

写真左がカトリーヌ、右がディアーヌです。









アンリ2世より20歳年上のディアーヌと、ラブラブな時をこのお城で
過ごしたそうです。王さまが死んだ後、カトリーヌ・ド・メディシスが、このお城を
ディアーヌから取り上げてしまったそうです。
ディアーヌは、非常に美しくアタマの良かった女性だったようで、アンリ2世の
お父さんフランソワ1世とも、そういう関係があったようです・・・(^_^ ;)。。。

ということで、お城の庭園も、右側がカトリーヌ、左側がディアーヌと
名がついていたり、今でも女の戦いが続いているようです(笑)・・・?!

さてさて、ロワール支流シェール川の上は、
回廊になっていて、60m!
回廊の向こう側にも、カトリーヌはお城を建てる予定でしたが、
実現されませんでした・・・。





地上階・ディアンヌの寝室→






←1階・5人の王妃の寝室

小さく見えるお城ですが、
地下(台所)、地上階、
1階、2階とあり、
見学にも時間がかかります!

2階にルイーズ・ド・ロレーヌ(LOUISE DE
LORRAINE)の喪にふした内装の寝室→

ルイーズは、アンリ3世(アンリ2世と
カトリーヌの息子)の后で、アンリ3世が
このお城で暗殺されてから、ずっと喪服で、
寝室もこのような内装にしてしまったそう
です・・・。



ちょっとお土産を買ったら、
集合時間の15時40分になりました。

次のお城は、アンボワーズです!



16時00頃 AMBOISEアンボワーズ到着!

ん?町?お城はどこ???って感じで
ドライバーさんについて、坂を上り、
チケットを買い、日本語パンフをもらって、
自由見学へ〜!











さきほどのシュノンソーに比べたら、殺風景(笑)・・・お城なの??って感じです。
でも、表からみると・・・↓↓↓

ロワールの真横に、
堂々と建ってるお城です!!









ここはお城というより城塞だったんだそうです。15世紀にシャルル8世が
イタリア遠征に行き、美術品や家具、イタリアの芸術家たちを連れて帰り、
フランスでは最も早くルネッサンスの影響を受けるところになったそうです!

















素晴らしい眺めです!!ロワール一望!!!

シャペルには、フランソワ1世に招かれた
レオナルド・ダ・ヴィンチのお墓がありました!!


いざ城内へ!!・・・お城の中も、坂(当時、馬で城内まで入れるように)
と階段が続きます(^_^ ;)・・・

←アンリ2世の寝室








             第一帝政の部屋→





第一帝政と名づけられてる部屋もありますが、ナポレオンではなく、
ルイ・フィリップ以降、アンボワーズ城修復が本格的に始まりまったそうです。
フランス革命の際、大部分が取り壊されてしまったそうです・・・。

















お城から町とロワールが
眺められました!
かわいらしい町ですね!

お城の中も、見る部屋はあるんですが、
私はお城から楽しめるロワール、
町の眺めの方が感激しました!!



集合時間の17時に車へ戻り、すぐ横にあるダヴィンチの家、クロ・リュセへ!
アンボワーズ城とクロ・リュセは、地下道でつながっているそうで、
車でもあっという間に到着(笑)!


17時05分頃 CLOS-LUCEクロ・リュセ到着!

チケットを買って、日本語パンフをもらって、
自由見学!どこでも日本語パンフがあって、
大変うれしい限りですね(笑)!!

確かにお城っていうより、邸宅!
ちょうど良い大きさです(笑)。






ダヴィンチの寝室です!
シャトーの寝室たちと比べて、
この寝室は、生活感があり、
本当にダヴィンチはいたんだ、って
思えます(笑)!










至るところにダヴィンチのデッサンや、
発明したもの、ダヴィンチの言葉が飾って
ありました!











ダヴィンチの言葉は、フラ語で書かれてるんですが、名言ばかりでした!!
「そんなに自分をさげすまないで!私は貧しくない!貧しい人とは、
 むしろ多くを望む人のことだ!」などなど。

もちろんモナリザも
ありました!
本物はルーヴルですが。









さらに地下に進むと、
ダヴィンチ発明模型がたくさん!!!

自転車って、ダヴィンチ発明?!
中国産だと思ってました(笑)・・・





浮き輪もダヴィンチ産?!?

とにかく、今私たちが普通に使ってるものが
たくさんダヴィンチ発明で、本当に驚きました!

発明に加えて、芸術家としても大成功でしたし、
本当に天才っていう感じですね!!!


もともと、フランソワ1世は、お城でのパーティー
プロデューサーとして、ダヴィンチを
連れてきたそうです!

本当におもしろいダヴィンチのお家でした!!













17時55分 あっという間に集合時間です。

ここから15分くらいのところにある、1508年!からワインカーヴを
やっているというPLOU&FILSへ!















シャンパン(とは呼べないんですが、シャンパンと同じ方法で作っている
発砲ワイン)、赤、白、ぶどうジュースを、たくさん試飲させてくれました♪


ドライバーのユーグさん→。
詳しくロワールワインについて
説明してくれました!!
カーヴの人も、飲め飲め!って勢いで
試飲させてくれました(笑)!!

ワイン以外にも、“ファンタグレープ”ならぬ、
炭酸ぶどうジュースも造ってるんです!!
感動〜〜!フランスでは、ファンタグレープが
売られてなくて、かなり恋しかったんです(笑)!
もちろん速攻購入(笑)!!!

ワインも、5.50ユーロ〜、ジュースも5ユーロ〜と
かなりお買い得で、全く商売っ気のないお店の人から、
買いまくってしまいました(笑)!

本来なら、試飲のあとカーヴも見学させてくれるそうですが、
この日は、参加者がよくしゃべったり飲んだりした上、パリへの電車に乗らないと
いけない方がいたため、時間がなくなり、カーヴ見学はカット(笑)!
また、参加者の解散場所に合わせて、試飲カーヴの場所も変わるそうです。
フレキシーで、親切なツアーでした!!!

ということで、我々は基本のツアー解散場所のトゥール観光局ではなく、
シャトーホテル、
CHATEAU DE PRAYシャトー・ドゥ・プレイまで
送ってもらい、ツアー終了となりました!




わおぉ〜!!超ロマンチックぅ〜!

車を降りて前を見たら、闇夜に浮ぶ
かわいらしいシャトーが!!
これがシャトードゥプレイ
(CHATEAU DE PRAY)
です!!




古城巡りで見たシャトーとは規模が
違いますが、小さい分、自分のシャ
トーって感じで(笑)、すっかり
お姫様
気分
で、城内へ!!








フロントからして、歴史を感じました!!
本物の鉄仮面がいるし(笑)!!


今回、お部屋はツインルーム。
お姫様ベッドのお部屋もあるそうですが、
ガラに合わないんで、普通のお部屋を
リクエストしました(笑)!













でも、十分お姫さま気分でしょう〜〜(笑)!!
アンティークの家具と調度品、ビックリです!
ホテルの方によると、オーナーがアンティーク
好きで、買い揃えたものもあるけど、実際に
ホテルにずっと残ってたものもあるとか!?
でも、お風呂は、近代的で、超大きなバスタブ
(一緒に行った友人はデカイんですが、バスタブ
でおぼれそうになってましたし、何時間入って
んの?ってくらい、お風呂につかっていい湯を楽しんでました・・・!)、バスローブ、
かわいいアメニティー!新旧がうまくまざって、とっても居心地の良いお部屋
でした!

タイムスリップしたセレブ気分に浸りつつ、ディナーへ♪♪♪

おおおっっっ(笑)!!
レストランも、歴史ある感じ!!

天井の梁とタピスリーが薄暗いレストランの
雰囲気をさらに醸し出していました!!





       ちなみに明るい感じの写真はこちら→



20時の予約でも、レストランに行ったときにはほぼ満席!
地元の人にも評判なレストランなようで、ホテル以外のお客さんもいましたが、
ドレスコードは、緩い感じで、一安心(笑)!

さてさて、メニューは、65ユーロと50ユーロの2種類ありました。
アラカルトもオッケーですが、せっかくなんでメニューを!でもフレンチ苦手なんで、
安い方の50ユーロのメニューをオーダー!2種類ずつ選択肢があったので、
友達とそれぞれとってみました♪

ワインもピンきりありましたが、お手ごろなところで、
SANCERREを・・・(30ユーロ程度でした)。



      まずはお通し!
      エビの酢の物みたいな感じで、サッパリ
      さらっといただけました♪










続いて前菜!

ご覧の通り、巨大なフォアグラ(笑)!!
キノコとハムの炒め物が添えてありました。
ん〜〜うまいっ!!!
でもフォアグラ、でかすぎ(笑)!

と言いつつ、完食(笑)!




友人は、ムール貝のクリームスープと、
セップ茸とフォアグラの炒めたものがパン
にのせてあるものでした。

このスープ、胃に染み渡るクリーミーな
塩梅で超美味しいっ!
セップ茸のパンも、これだけで一品に
なるだろうってほどオイシイっ!

っていうか、前菜だけでもお腹いっぱいなんですが、メインへ・・・!

私はタラを選択!
レモン風味のソースで、
サッパリしてて、ペロっと
食べれちゃいました!





友人は子豚のスペアリブ!
コテコテかと思いきや、
うまい具合にハーブのソースが
きいてて、おいしかったです!



とはいえ、もうお腹パンパン(-_- ;)・・・・・・・
でも、チーズも2種類選択肢があり、、、









左は、コンテのスライスチーズ、右はチーズの盛り合わせ。
普段、チーズに慣れてなくても、フレンチのときは、食べれちゃうから不思議
です・・・(笑)!

もういいでしょう・・・ってくらい食べましたが、そんなときに、シェフの登場!

シェフのジェラールさん、
かつては、バリバリ名の知れた
ビジネスマンたったそうです!
50歳を機に、大好きな料理を
極めようと修行し、早くもこのホテルの
シェフになってしまいました!
確かに、さすが、凄腕って感じの料理でした!
ごちそうさまでーす♪






さてさて、デザートも待ってますよぉ〜(^_^ ;)!!
デザートはさっぱりと、チョコのお菓子
に、クレームブリュレ風アイスと
ライチ&いちごのシャーベット!

甘いものは別バラなんで、
これも完食(笑)!

いやはや、これだけ楽しめて、
ボリュームもたっぷりで、
50ユーロでは、かなり安い
でしょうって感じでした!




さて、翌日は、別館の朝食ルームで、ゆったりゆっくりブレックファースト!

ロワール特有の“洞窟ルーム”
みたいな朝食ルームです!

朝食内容は、普通ですが(笑)、
紅茶がマリアージュフレールだったのが
うれしかったです!



チェックアウトまで時間があったので、お城ライフを満喫すべく、
お散歩と探検へ〜〜〜♪
(↓の写真は私が撮ったものよりきれいなのでホテルのサイトから借用してます。)














中庭と反対側の庭
(この先にも広いプールがあります。また裏山の遊歩道へと続きます。)















敷地内のプール
5月頃(この時期は温水)から利用できるそうです。







  中庭側の並木道   中庭側の朝食レストラン  中庭側別棟(ロフト付き)

お城の歴史も、ロワールの歴史も
説明してくれたフロントのパスカルさん(右)と
記念撮影もして、しっかりお城ライフを満喫して、
パリへ戻ってきました・・・!

とっても歴史あるお城に、
自分たちも泊まれるって、
とっても感慨深かったです・・・!

ロワール、古城巡りももちろんですが、
お城に泊まって、さらにフランスの歴史に触れた気がして、
セレブ気分を味わいつつ、カルチャーできた旅でした!

帰りはシャトーホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうと、
約15分くらいでお迎えのタクシーが到着。
トゥールの駅までは約20分くらいで30ユーロ程度でした。
トゥールからは13時台のTGVが乗換なしで直通なので便利!
約1時間10分でモンパルナス駅に到着です。



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