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ヴェルサイユ博物館に保管されている、豪華な馬車の特別展を見に行ってきました!!

フランス北部ARRAS(アラス)で開催中の "ROULEZ CARROSSES ! "展に行ってきました★
訳すと・・・「豪華な四輪馬車を走らせましょう!」って感じでしょうか(笑)!?




ヴェルサイユ馬車博物館に保管されてる馬車たちですが、この特別展はARRAS美術館で2013年11月10日まで開催されているんです!!

ARRASは、パリからTGVで約50分、北にある町・・・恥ずかしながら、私は聞いたことない町でしたが、 "ベルバラ"では、オスカルとアンドレのお墓がある設定になってるんですって(^-^)!

さてさて、エキスポは・・・

まずは、こちらのルイ15世の馬車のミニモデルからスタート!1720年頃のもの!


続いて、ヴェルサイユ内を移動するときに使われていたという
CHAISE A PORTEUS






日本で言う、「駕籠(カゴ)」ってところですね(笑)!すごく小さくて、当時のドレス姿で、
これに乗れたのか・・・?!


お次は、TRAINEAUX ソリです!!



ヴェルサイユでは、17世紀終わり頃から、"ソリ遊び"が流行り始め、ルイ16世・
マリーアントワネットの時代も流行り続けたそうです!!



こんなヒョウのソリだったり・・・王家のソリは、豪華でした(笑)・・・(^-^)♪



この↓小さな馬車は、ルイ16世とアントワネットの8歳で亡くなった最初の息子のために作られた馬車です!!



これもアントワネットの息子ルイ17世の馬車

子供用の馬車は、小さいので、馬ではなくて、ヤギに引かせてたそうです!!


そして一気に時代がとんで、ナポレオン1世の結婚式の時の馬車



ゴージャスですね〜〜〜〜♪♪

でも、もっとスゴイものが次に待ち受けてました(笑)・・・↓↓↓



お馬ちゃんしか見えないんですけど(笑)・・・その先に、、、


こ〜〜んなデッカイ豪華な馬車が!!!これは、 シャルル10世の戴冠式のため、ランスに行く用に作られた馬車だそうです!!



中は、赤とゴールド!!!
あれ・・・でも、天井に、"N"の文字が・・・???



この馬車、シャルル10世の戴冠式に使われた後、戴冠式からパリ入りしたときにも使われ、その後は、ナポレオン3世の息子の洗礼のときに使われたんです。
なので、"ナポレオン仕様"に改造されたまま残ってるそうなんです。
シャルル10世が作った時には、もちろんNの代わりにC(シャルルのC)とユリの紋章(ブルボン家)で、鷹(ナポレオンのシンボル)の装飾もなかったそうです!




っていうか、こんな豪華な馬車なのに、3回しか使われなかったなんて、
もったいない(*_*)!!!


そして、こちらは、ルイ18世のお葬式用の馬車



チュイルリー宮殿のシャペルから、サン・ドニ教会に埋葬するために、
ルイ18世のご遺体を運んだ馬車だそうです。
やっぱり立派ですよね・・・!




最後は、共和制になってからの2人乗り箱馬車でした。
王制のような豪華さは、さすがにないですね(笑)・・・


フランス革命前の馬車たちが、あまりなかったのが残念でしたが、
初めて見る本物のゴージャスな馬車には、感激しました★☆★
アラスまで、わざわざ行って見る価値ありです♪


ROULEZ CARROSSES!展
2012年3月17日〜2013年11月10日
MUSEES DES BEAUX-ARTS D'ARRAS

月・水・木・金 11時〜18時
土・日・祝日 09時30分〜18時
入場料 大人1人 7ユーロ



**おまけ**
ARRASは、フランス革命で活躍したROBESPIERREロベスピエール
生まれた町なんです!!彼が住んでいたという家も残っていますが、
中は、ロベスピエールとは全く関係ないそうです・・・。
でも、ちゃんと看板がありました↓↓






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