今年10月27日にオープンしたルイ・ヴィトン財団美術館FONDATION LOUIS VUITTONに行ってきました!
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この財団は、文化、伝統、コンテンポラリー・デザインの支援を目的に設立されたそうです!
この美術館、ブローニュの森の中にあるアクリマタシオンJARDIN D'ACCLIMATATION公園の一角に設立されたので、自然環境になじむように・・・&光の反射に浮かぶ船をイメージしてるそうです! |
"ガラスの雲"とも呼ばれているそうです!
設計は、アメリカ人のフランク・ゲーリー氏・・・アメリカのウォルト・ディズニー・コンサート・ホール、ティファニーのジュエリーデザインも手がける脱構築主義と言われる注目の設計家!
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中は、ひろ〜いスペース! |
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巨大なバラのオブジェがあってオシャレ☆★ |
オープンから来年の9月までは、三期に分けて特別展、コレクションの展示、イベントなどが行われる予定。
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今は、第一期の特別展で、クリエーションの旅・テーマは『建物』だそうです。
まずは設計者フランク・ゲーリー氏の展示室へ! |
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彼が設計した建物の模型がたくさん展示されていました。
ん?ということは・・・"この美術館そのものも、アート!"ということですね(^-^)! |
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あらためて、建物自体も芸術だと認識して、建物も観察しながら、エスカレーターで2階へ。
建物の外見に比べると、内部のレイアウトは、それほど複雑ではなかったです。 |
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こちらは、ドイツのゲルハルト・リヒター氏の展示室。
彼の作品は、生存する画家としては史上最高額をつけているそうで、2013年には、なんと約45億円で落札された作品があるそうです!!! |
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続いては、アメリカのエルズワース・ケリー氏の展示室。
戦後の抽象表現主義の作家だそうです。 |
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エントランスにあったバラは、ドイツのイザ・ゲンツケンさんの作品。2階に表示がありました。
彼女はゲルハルト・リヒター氏の元奥さんだそうです。 |
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建物内部、壁がまがった感じの曲線部分が多いので、実際に建築する際は大変だったでしょうね・・・?! |
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建物全体は、12枚のガラスのベールに包まれていて、合計3600枚のガラスが使用されているそうです! |
この施設では、雨水は貯蔵&ろ過した後、建物の洗浄や池、植物などへ利用されるとのことで、
斬新な美術館でも、エコを目指してます(^-^)!
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懐かしい黒電話も、展示のひとつでした(笑)! |
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外からも見学! |
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公園越しに、ラ・デファンスの高層ビル群が見えました! |
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美術館のある、この公園、意外と広いんです・・・敷地は19ヘクタール=東京ドームが4個の大きさだそうです! |
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この建物、見れば見るほど、だんだんカッコよさを感じてきてしまう魅力があります(笑)! |
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テラス部分の展示は、アルゼンチンのアドリアン・ヴィジャール・ロハス氏の作品。 |
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3〜5階のテラス部分がつながっているので、一回りしていると遠くにエッフェル塔が見えました! |
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3階から、また中に入ると、迎えてくれたのは、
ドイツのトーマス・シュッテ氏の作品・・・超巨大な彫刻(笑)!! |
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続いては、アメリカのタリン・サイモン さんの展示室・・・女優グウィネス・パルトローの義妹だそうです! |
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地下にも展示がありました。
アイスランドのオラファー・エリアソン氏の作品。単なる柱ではありません(笑)! |
その先に進んでみると、川が流れ込むようになっていました!
この水が、建物の周りを囲むようになっていて、浮いているみたいに見えるんですね!!
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そして、この内側は、コンサートやイベントが行われるホールになっていました。 |
展示室は、全部で11部屋!映像や音響を使ったあらゆるジャンルのパフォーマンスがあって、おもしろかったです♪
ちなみに、美術館内には、設計者の名前がついているレストランLE FRANK(ル・フランク)があります。
パリの一つ星レストランのオーナーシェフのジャン=ルイ・ノミコスJean-Louis NOMICOS氏が手掛けているそうです★☆
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店内では、お魚さんたちが空中を泳いでいました(笑)! |
アラカルトもありましたが、COMPOSITIONというランチメニュー28ユーロを注文!
この日は、セップ茸のスープ、レンズ豆のサラダ、ジロール茸のオレンジ風味、ポーチドエッグとキクイモ+ミネラルウオーターとコーヒー、パンが付くメニューでした!
スプーンをとって食べ始めようとしたとき、イイ感じのスプーンだと思っていたら、クリストフルって書いてありました・・・高級銀食器のCHIRISTOFLE!!さすが星付きシェフのお店ですね(^-^)!
ランチプレートですが、どのお皿も季節感があり、すっごく美味しかったです♪
特に、メインのポーチドエッグは、卵とは思えない、かなり深みのある味わいでした☆★☆
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デザートには小さめのフィナンシェとクレーム・キャラメル。 |
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見た目は、量が少ないかなぁと思いましたが、食べ終わってみると、ちょうど良く、不思議な満足感がありました\(^o^)/ |
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もちろん、お土産コーナーもありました! |
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書籍類が多く、やはりゲーリー氏に関するものが多かったです。 |
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そして、オリジナルグッズは、木製ケースに入ったポストイット! |
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小物ケース!
財団のロゴが入っていて、なんだかオシャレ♪ |
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そして、ヴィトンのバッグもありました!
もちろん、フランク・ゲーリー氏のデザインです。
三次元曲線にこだわった仕上がりですね?! |
まだオープンしたばかりで、建物に注目してほしい!ということで、常設展示の作品も一部のみだそうですが、今後が楽しみな美術館です!
ちなみに一度建物から外へ出ると、再入場は出来ないそうです。
FONDATION LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトン財団
http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja
8 AVENUE DU MAHATMA GANDHI
BOIS DE BOULOGNE 75116 PARIS
休館日:火曜日
月、水、木、金曜日:12時〜19時 (金曜のみ23時まで)
土、日曜日:11時〜20時
12/20〜1/4:10時〜23時
通常料金14ユーロ (公園入場料込み)
**美術館までの行き方** 3つ行き方があります!
<行き方1>
地下鉄1番線で、レ・サブロン駅下車、徒歩で約15分。
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駅からは一応看板が出ています。
分かりにくいかもしれませんが、
とりあえず、アクリマタシオン公園を
目指して行くと、たどり着けます! |
<行き方2>
地下鉄1番・2番・6番、RER Aで、
CHARLES DE GAULLE ETOILEシャルル・ド・ゴール=エトワール(凱旋門)駅から、シャトルバスで約10分。
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シャトルバス(有料1ユーロ)は15分間隔で運行。
13人乗りの小さなバスのため、乗り切れず、次のバスを待たないといけない場合もありますが、、、
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シャトルバスは美術館の目の前に着くので便利です。 |
<行き方3>
地下鉄1番、RER Cで、PORTE MAILLOTポルト・マイヨー駅から、
市バス244番で約5分、アクリマタシオン公園もしくは財団前で下車。
※週末及び祝日のみ、美術館前に停車します。
※バスは、10分毎に来ますが、平日はアクリマタション公園で下車後、
徒歩5分くらい。
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