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ピカソ、シャガール、ターナーが集まる 南仏プロヴァンスアート2016年


2016年の南仏プロヴァンスには、アートの楽しみが凝縮!!
過去にも紹介せていただいた3つの文化施設( 各レポートはそれぞれをご覧くださいね☆ )。

MuCEM(ミュセム)




マルセイユの新たな文化施設として2013年に登場!

http://www.air-travel-corp.co.jp/report/report286.html




Caumont Centre d’Art(コーモン・アート・センター)



プロヴァンスの古都、エクスアンプロヴァンスにて、私邸宅が美術館として改装 、2015年に開館したばかり。

http://www.air-travel-corp.co.jp/report/report297.html




Carrieres de Lumieres(キャリエール・ドュ・ルミエール)



石灰岩の岩山の多いレ・ボー・ド・プロヴァンス、かつての採石場であった場所で楽しめる、フランス人も一押しの音楽と映像の絵画ファンタジーの世界。

http://www.air-travel-corp.co.jp/report/report293.html




まずは、ピカソの作品270点が集まるというマルセイユのMuCEM
ピカソといえば、晩年、エクスアンプロヴァンスから約15Km 離れ、画家のセザンヌが好んで描いたサントビクトワール山の麓の城塞(ヴォヴナルグ城)を購入。

ピカソがお城を購入したときに、「 セザンヌの絵を買ったんだ 」とセザンヌが大好きだったサントビクトワールが見える場所に居住できる喜びを現したのだとか。



ピカソはここを拠点にしながら、アルルでの闘牛競技なども見に行っていた
ようです。

お城は、ピカソの最後の奥様、ジャックリーヌ側の娘さんが今なお住まわれているそうですが、ピカソとジャックリーヌのお墓は、なんとこのお城のお庭という、ピカソの永遠の地が、この南仏プロヴァンスなのです(ピカソ:1881 - 1973)。
※ヴォヴナルグ城は非公開で、見学はできません。


ピカソは長生きで、生涯の作品も絵画にとどまらず、彫刻、陶器政策など多種多才。

そんな一部のピカソ作品群がマルセイユのMuCEM へ。



マルセイユの旧港から、歩いて15分ほど。
地中海を目の前にした光と影を楽しめる建築物と天才ピカソの作品群を堪能できるチャンス!!

公式サイト(仏・英):
http://www.mucem.org/exposition/4045
期間:2016年4月27日(水)- 8月29日(月)
入場料:9.50 €
開館時間:11時〜18時(4月31日まで)
       11時〜19時(5月2日 - 7月3日)
       10時〜20時(7月4日 - 8月31日)
休館日:火曜日、5月1日
住所: 7 Promenade Robert Laffont, 13002 Marseille

日本語での施設見学に関する公式サイト ↓ ↓

http://www.mucem.org/en/bo-wu-guan-jian-xue-nozhun-bei/





MuCEM やその周りも、天気がいいと散歩がてらにやってくる人も多く、なんだか大人の遠足が楽しめそう〜♪♪



次は、マルセイユから30Km 離れたエクスアンプロヴァンス。

画家ポール・セザンヌが生まれ育ち、亡くなった町(1839 - 1906)。光と空気で静物の表情が変わるというのを一生懸命とらえようとしたセザンヌにちなんでか、1800年前半、すでに光に魅了されていたイギリス人画家、ターナー(1775 - 1851)の130点ほどの展示が、コーモン・アート・センターにて。



「印象派」と呼ばれるもとになった、フランス人画家モネの作品「印象 -日の出 -」が1874年。その50年あたり前から、イギリス人画家ターナーのとらえた光、その色彩の変化、ヨーロッパの国々を訪れた風景画がお楽しみいただけます ♪♪


エクスアンプロヴァンス旧市街中心部、ミラボー通りからも近く、プロヴァンス邸宅の建築を楽しめる場所でもあります。

ターナーと色彩( Turner et la couleur )

公式サイト(仏・英):

http://www.caumont-centredart.com/fr/turner-et-couleur



期間:2016年5月4日(水)- 9月18日(日)
入場料:12 €
開館時間:10時〜19時(5月1日 - 9月30日)
住所: 3,rue Joseph Cabassol 13100 Aix en Provence



最後は、レ・ボー・ド・プロヴァンスの街中心部から少し離れた、かつての採石場跡、キャリエール・ドュ・ルミエールの今年の絵画テーマは、シャガール、夏の夜の夢
( Songes d’une nuit d’ete ) 。



ロシア出身ユダヤ系のシャガール(1887 - 1985)は、激動の時代を生き抜き、晩年は南フランス、コートダジュール側での生活に落ち着いています。

ニースにある、国立マルク・シャガール美術館での、聖書のメッセージ・愛をテーマにした作品、シャガール独特の躍動感あるモチーフたちの世界が、映像と音楽の演出によって、よりいっそうシャガールの絵を堪能できそうな気がします。

また、ショート・フィルムになりますが、ルイス・キャロル「不思議な国のアリス」の世界もプロジェクションされるということで、岩山の中で別世界の旅が楽しめそうです。

※夏時期は、中にいると冷えるため、上着を持っていくことをおすすめします。

公式サイト(仏・英):
シャガール

http://carrieres-lumieres.com/fr/chagall-songes-dune-nuit-dete-0


不思議な国のアリス

http://carrieres-lumieres.com/fr/au-pays-dalice-hommage-lewis-carroll



期間:2017年1月8日(日)まで
入場料:12 €
開館時間:9時30分〜19時(4 - 6月、9 - 10月)
       9時30分〜19時30分(7 - 8月)
       10時〜18時(11 - 12月)
住所: Route de Maillane 13520 Les Baux de Provence




南仏プロヴァンスらしい、それぞれの文化施設で、歴史に名を残した巨匠たちのアートを堪能してはいかがでしょうか?



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