パリ・モンサンミッシェルのツアーならフランス旅行専門店「空の旅」






先週の土曜に、久々にヴェルサイユに行ってきました。
なんてたって、実は私、今年は”ヴェルサイユ会員”ですからね(笑)・・・。
今回は、VISITE CONFERENCEというガイド付見学で、
興味がある見学コースがあったので行くことにしたんです。

イースターということで、一般入場口は、今までで見た中で一番の長蛇の列
でした。。。 しかし、ガイド付の方は、ガラガラ。
でも人気のあるガイド付見学は、1ヶ月前からの予約が必要です。
今回、私は、”王妃の小劇場”を見たかったのに、これはすでに満員で、
”王の寝室とオペラ座”と”宮廷音楽”に参加しました。
チケットを入り口Dで購入しますが、ガイド見学料+入場料がかかります。
ガイド見学料は、テーマによって異なりますが、
所要1時間見学で4ユーロ、1時間30で6ユーロ、2時間で8ユーロかかります。
入場料は、7.5ユーロです。
私は、会員なので、ガイド料のみかかりました。(優越感!(笑))
ちなみに会員の年会費は33.60ユーロです。(頑張ってモトを取らなくっちゃ。)

宮殿内のオペラ座は、今でも年に何回か公演が行われて
いるようで、パリのオペラ座と同じように豪華な作りでした!


客席と舞台が同じ高さになるような仕組みもあり、
ヴェルサイユ黄金時代には、ここでよく舞踏会も
行われたそうです。
また、王や王妃が観覧にくると、客席が王ばかり眺めて
しまうので、王や王妃は、2階席の格子のある席から見学
していたそうです












宮廷音楽の見学では、アデライド妃の部屋を中心に見学し、
ここで彼女の部屋にある小さなパイプオルガンを演奏してくれました。


ここにあるもう一つの楽器も演奏してくれるはずでしたが、壊れているため、
なんと宮殿内のシャペルにあるパイプオルガンを演奏してくれました!!
(一般見学コースの一番最初にあるシャペルです)

















シャペル内には、なかなか入れず、オルガン演奏を聴けるチャンスも
めったにないので、もう大興奮でした!!!
しかも2階に上がって、オルガン目の前にできるなんて、
私にとっては夢のようでした(笑)!
シャペルは、聖王ルイを讃えて作られましたが、
ちゃんと大理石の床に、SAINT LOUISのマークが入っていました。
(左がSAINT LOUISマーク、右はカペー王朝の百合の紋章です)










   フランスの大理石10種類で
   作られている床だそうです。

パイプオルガンは、ものすごく豪華で、
豪華なシャペルで聞くためか、
音色もさらに素敵に聞こえました。














(写真左)2階のオルガン位置から見る2階の王族の礼拝席
(一般見学は、この王族席からしているわけです)
(写真右)天井

もう本当に鼻息荒くして、写真撮りまくって、
ここでアントワネットは結婚式をあげたんだ・・・なんて
感傷にふけっていました(笑)。
今でも興奮してて、文章が情報になりにくいかと思いますが、
これらのガイド付見学は、ヴェルサイユ会員じゃなくても予約すればできるので、
ぜひ一般見学に飽きちゃった方に、行ってもらいたいと思って、メールしています。
ヴェルサイユの日本語サイトにも、ガイド付見学のスケジュールが載っているので、
もし行きたい人がいればフラ語か英語ですが・・・。
電話で予約して、当日窓口Dで名前を言えば、その場で支払い、
チケットをくれます。

今年は引き続きヴェルサイユに通いますので、またご案内します。

おまけ:アデライド妃たちの部屋にあったトイレです。
4年くらい前に改装されたそうですが、なかなか立派ですよね(笑)?




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