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去年、"パリの観光地で一番良い対応"の美術館に選ばれた、ユダヤ歴史博物館(MUSEE D'ART ET D'HISTOIRE DU JUDAISME)に行ってきました。
ユダヤの文化には、私個人としても興味がありますが、フランスにいると、
ユダヤ、イスラムの文化を無視することはできません。
アメリカほど人種の坩堝とは言えないと思いますが、たくさんのユダヤ系フランス人、イスラム系フランス人がいるので、普通に生活していても、自然と彼らの文化に触れる機会があります。
日本にいたときは、フランスに住みながら、中東の文化が関係してくるなんて、
夢にも思いませんでした。

オシャレな地区、同性愛者が集まる地区、と言われるマレ地区ですが、
パリの有名なユダヤ人街でもあります。
この地区のHOTEL DE SAINT-AIGNANというところの立派な建物が、
ユダヤ歴史博物館です!
ちょうど今は、イスラエルのアリエル・シャロン首相が入院され、毎日、フランスのトップニュースになっています。それだけ、フランスも世界も注目しているニュースなのでしょう。そのせいか、博物館への入場も厳重でした。が、ルーヴルのように乱雑な入場ではなく、とても丁寧に迎えてくれました。オーディオガイドが入場料に含まれ(6.80ユーロ)、順序良く見学できるようになっていました。館内の写真を撮ることは禁止されているし、普通の美術館と違って、あちらこちらに説明もしてくれる係員の人がいるので、残念ながら中の写真は撮ることができませんでした。
↑ハヌカ(クリスマスの時期にある
ユダヤの大事なお祭りに使う蝋燭台だそうです)
中東のユダヤの結婚式の衣装だったそうです↓



フランスにおけるユダヤ人の歴史が中心ですが、日本人の私たちにはあまり馴染みのないユダヤ文化をざっと見られる博物館です。
残念なのは、日本語のオーディオガイドがないこと!ただ、見ているだけでも、きれいな博物館ですし、シャガール(ユダヤ人)の作品なども展示してあるので、パリにいながら、ユダヤ文化を見るには、絶好の場所だと思います。

↑16世紀のイタリアのトーラ

↑DREYFUSの肖像










MUSEE D'ART ET D'HISTOIRE DU JUDAISMEM
http://www.mahj.org/defaultgb.htm
月曜〜金曜 11時〜18時/ 日曜 10時〜18時
閉館:土曜、1月1日、5月1日、ユダヤの祝日
入場料:6.80ユーロ(オーディオガイド付)



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